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生物多様性を音で計測する
KoeTurri (コエチュリー)

生物多様性の危機とその対策

生物多様性とは「様々な生物が、様々な環境で、お互いに依存しながら生息していること」をいいます。私たちの社会は様々な部分でこの生物多様性に依存しています。しかし、自然の開発や乱獲といった多すぎる活動、外来種の持ち込み、環境汚染、地球温暖化など様々な影響によって、生物多様性が危機に瀕しています。

生物多様性を保護する取り組みは国内外で行われており、 日本でも様々な取り組みが行われています 生物多様性国家戦略 2023-2030

30by30
2030年までに海と陸の30%以上の生態系を保護する目標
TNFD
企業の生物多様性に関するリスクを評価し公開するしくみ
自然共生サイト
自然環境などの保護地域以外でも自然保護が行われている場所を認定するしくみ

多くの企業が生物多様性に取り組む

すでに多くの企業や団体が、生物多様性の保護の取り組みを行っています。
山林の保有と管理
自社の土地として山林を保有し、それを管理することで生物多様性の保護に貢献する
自然共生サイトの登録
国立の自然公園などではない地域についても、自然保護の対策を行う
ビル・工場・工事現場などの環境保護活動
企業活動の中で生物多様性を保護する対策を行う

生物のモニタリングの重要性

生物多様性保護対策の効果を知るためには「どれぐらい生物がいるか」をモニタリングすることが欠かせません。これまで様々な手法で生物の観測が行われて来ましたが、決定的な方法はありませんでした。

カメラ
画像にって多くの情報が手に入るが、画角の外や物影にあると観測ができない。
衛星データ
衛星データから広い範囲の情報が手に入るが、上空からの間接的な計測しかできない。
専門家による観察
高い精度で観測ができるが、専門家の数が限られており高頻度の計測はできない。

KoeTurri: 音による新しい生物の計測アプローチ

KoeTurri は、ハイラブルがこれまで培ってきた音環境分析技術をベースとした、 音を使った新しい生物計測のアプローチです(特許出願済)。

姿が見えなくても計測できる
姿を隠すと目では見せませんが、音なら鳴き声を出してくれれば計測が可能になります。
IoT技術で24時間計測が可能
様々な環境で培った当社の IoT 技術と、防水加工を行った音声計測デバイスを組み合わせることで、設置するだけで24時間の計測が可能になります。
(電源とネットワーク環境が必要です)
生物の識別AIによる自動分析
鳥を中心とした生物の音声データや雑音データを学習したAIによって、生物の種の自動判別を行います。

KoeTurri の基盤技術

KoeTurri の技術は、ハイラブルがこれまで14万人以上のヒトの会話の計測を通して 様々な状況で蓄積してきた、安定した音声計測システム、雑音に強い音環境分析技術がベースになっています。

くわしくはこちらをご覧ください。

豊富な事例

これまでのヒトの会話を分析してきた事例集をご覧いただけます。

事例集を見る >
研究事例の蓄積

これまでの当社やお客様による、学会発表や雑誌掲載などの文献をご覧いただけます。

文献集を見る >
音環境分析技術

KoeTurri には、ハイラブルがこれまでの研究で培った音環境分析技術が活用されています。

基盤技術の解説を見る >
詳しく話を聞いてみる

サービス資料もあわせてお送りします。

KoeTurri の由来

KoeTurri は、日本語の声を表す “Koe” と、ラテン語で塔や物見やぐらを表す “Turri” を組み合わせた造語です。

生物の音声計測の研究開発を始めたきっかけ

近年とくに、ゴミを荒らすカラスや農作物をあらすイノシシなど、生物と人間のトラブルが多く発生しています。この問題に対処するには、従来は狩猟や電気柵などによって狩るか追い払うしかありませんでした。

もし、ドリトル先生のように動物と会話がでいれば「あっちに食料を置いておいたから、こっちには来ないで!」というような、外交交渉ができるのではないか?と思ったのが着想のきっかけです。 動物と会話するということは夢物語のように聞こえますが、さまざまな研究で動物は適当に声を出しているわけではない例が観察されています(たとえばシジュウカラプレーリードッグ, ジュウシマツ)。もしかすると、動物と会話することは案外荒唐無稽ではないかもしれません。

当社のミッションは「音環境分析でコミュニケーションを豊かにする」ことなので、生物と人間のコミュニケーションを豊かにすることも、当社のミッションだろうと考えました。

これを実現するために、ハイラブルは、生物とのコミュニケーションを実現することを目指したプロジェクト Project Dolittle を2022年から開始しました。その中では、いくつかの基礎研究や中高生・大学院生の研究支援などを行ってきました。(リンク

KoeTurri は、このプロジェクトの基盤となる生物の音の計測と、種の判別を行う技術を生物のモニタリングに使うソリューションです。 カメラや専門家の判別よりは精度が劣るものの、それらより幅広い範囲と期間の計測が可能であることが大きな特徴です。これらを組み合わせることで、より良いモニタリングが実現すると考えています。

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サービス資料もあわせてお送りします。

導入までの流れ

KoeTurri の導入は、以下のような流れで行います。まずはお気軽に お問い合わせください。

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現場確認
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配置・工事
※ 施工はお客様にお願いします
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@hylable.com

その他サービスのご紹介

ハイラブルはご利用環境に応じて、さまざまな話し合いの見える化サービスを展開しています。

ハイラブルについて

ハイラブル株式会社は、音環境分析技術によって話し合いを定量的に見える化するサービスを提供しております。

ハイラブル株式会社代表取締役

代表取締役 水本武志

会社名 ハイラブル株式会社 (Hylable Inc.)
代表 代表取締役 水本武志
設立 2016年11月21日
事業内容 メディア信号処理やコミュニケーションに関する商品やサービスの企画・製品・運用・販売・情報提供・コンサルティング等
住所 〒170-0005 東京都豊島区南大塚二丁目26番12号 鈴音ビル2階 203号室
当社HP https://www.hylable.com
連絡先 contact@hylable.com
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