株式会社リバネス 様
小中学生の研究プロジェクト NEST (科学技術振興機構(JST)「ジュニアドクター育成塾」採択) において、子供たちのグループディスカッションを分析するために導入していただきました。
フィールド
NEST では、子供たちが社会課題を軸にチームに別れて研究活動を行い、先輩研究者がそれに伴走するかたちでディスカッションを行います。ご利用いただいたフィールドは、このような、複数人の子供たちと先輩研究者が一緒にディスカッションをしている場でした。
導入の目的
子供たちのディスカッションを円滑にする声掛けのタイミングは、慣れている先輩研究者なら直感的にわかりますが、慣れていない場合はそうもいかないことがありました。また、限られた先輩研究者では子供たちのディスカッションをすべて聞くことはできないので、それまで接して来て感じた子供の性格などの印象によるバイアスを受けがちであるという問題意識を持っていました。
そこで、客観的なディスカッションの可視化データを元に、先輩研究者の発言と子供たちの研究ディスカッションの関係を検証することが今回の導入の主な目的でした。
成果
子供たちと先輩研究者の議論の定量的な可視化データを提供しました。ハイラブルが提供する客観的なデータが、このようなファシリテーションをトレーニングするための今後のヒントになるだろうとお話くださいました。
この記事に関する情報
株式会社リバネス
https://lne.st
“アクティブラーニングの定量評価で、授業を進化させる!”, 冊子『教育応援』, Vol.36, pp.16-19, 2017年12月 https://lne.st/business/publishing/kyouiku/