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JICA のモザンビークにおける授業改善の実証実験プログラムが完了しました

モザンビークにおける授業改善の実証実験プログラムが無事に完了しました。
本実証実験は、JICA の『Africa Open Innovation Challenge』で採択された事業です。
ハイラブルが主体となって行った実証実験では、対面の話し合い見える化サービス Hylable Discussion(ハイラブルディスカッション)を使用しました。
実証実験プログラムについては、 こちらをご覧ください。

実証実験の結果は、モザンビーク教育省へも報告を行いました。
実証実験の概要をお知らせします。

実証実験の概要
・実証期間:2021年7月〜10月
・対象の学校:モザンビークの初等教員養成校(IFP)(マプト州マトラ)
・科目:理科、数学
・分析延べ人数:74名
・合計録音時間:4.5時間
・使ったサービス:対面の話し合い見える化サービス Hylable Discussion(ハイラブルディスカッション)
・内容:下記の画像のように各テーブルの中心にレコーダーを設置し、理科クラス・数学クラスのそれぞれで学生の話し合いを収録しました。そして、Hylable Discussionの分析結果によるフィードバックの影響をクラスごとに比較しました。
収録の様子は、こちらの記事でご紹介しています。




実証結果の概要
クラス 班・人数 収録回数 振り返り
理科クラス 5班15名 3回 なし
数学クラス 4班16名 2回 あり

理科クラス・数学クラスの2つのクラスでフィードバックの有無による学生の行動変容を比較したところ、フィードバックを行うことで行動が変化したことがデータから明らかになりました。
詳細は、日本教育工学会 2022年春季全国大会にて発表する予定です。
発表後には、ニュースにてあらためてお知らせします。
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