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「教員研修の高度化に資するモデル開発事業」でハイラブルを使った教員研修の成果報告動画が公開されました

東京学芸大学附属小金井小学校ICT部会による「教員研修の高度化に資するモデル開発事業」でハイラブルを使った教員研修の成果報告動画が公開されました。


こちらのリンクでもご覧いただけます。
※東京学芸大学附属小金井小学校ICT部会のYouTubeチャンネルへ遷移します。

動画の内容
「教員研修の高度化に資するモデル開発事業」での教員研修の目的は、管理職と教員が対話する際にデータを活用し、より効果的な話し合いを行うことでした。
今回の取り組みでは、小金井市立南小学校の協力を得て、管理職と教員がデータを基に話し合う場面を実施しました。主なテーマは、先生の声かけによって子どもたちの話し合いを活性化させる方法です。
取り上げたデータは大きく2つです。まず、ハイラブルの対面の話し合い見える化サービス Hylable Discussion を使用して発話の記録を取り、話し合いの内容を分析しました。次に、コニカミノルタ株式会社の学習支援サービス「tomoLinks」を利用し、子どもたちの骨格の動きを分析しました。これらのデータから、積極的なグループはお互いの体の距離が変化し、動きが活発であること、消極的なグループはじっとしていてあまり動きがないことが分かりました。
小金井市立南小学校の草野 志温先生は、子どもたちのより深い対話を促すことを意図してこの取り組みに参加しました。データの活用により、管理職や教員は授業の時間配分や関わり方について客観的に議論することができました。また、草野先生は自身の授業を振り返り、子どもたちの発話量や関わりについて理解を深めました。
今回の教員研修では、データの有無で話し合いの質が大きく異なることが明らかになりました。今後もデータを活用し、より効果的な教育を実現するために、さらなる研究と実践が必要です。


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