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グループワークの発話状況をリアルタイムで一覧、教師がすぐに支援できる「マップ機能」リリース

「複数グループの発話状況リアルタイム表示機能」と「発話が少ない児童・生徒を教師に知らせるアラート機能」が表示されている画像

ハイラブルの提供する対面の話し合い見える化サービス Hylable Discussion(ハイラブルディスカッション)の新機能「マップ機能」を正式リリースしました。
新機能では、地図を見るようにリアルタイムで複数のグループワークの発話状況をPCやタブレットのブラウザ上で一覧できることによって、誰でも簡単にすべてのグループの進行内容を的確に把握し、タイミングを逃さずに適切な介入ができるようになりました。これにより誰もが児童・生徒に対して経験豊富な教師のようなきめ細かいフォローができるようになります。そして、教育現場では限られた時間で学びの質の向上につなげられます。
※本機能は、株式会社フォーカスシステムズとの共同研究をきっかけに開発が始まったものです。


対面の話し合い見える化サービス Hylable Discussionとは?
Hylable Discussion は、グループワークなど対面の話し合いを「たまご型レコーダー」でグループ毎に録音し、自動的にグラフで見える化するクラウドサービスです。複数グループが同時に話し合いをすると、声が混ざるので個別の児童・生徒の発話の判別は困難ですが、Hylable Discussion は「誰が」「いつ」話したかを聞き分けて見える化できます。これまで様々な教育現場で児童・生徒の新たな特徴の発見やメタ認知能力の向上、効果的な振り返りによる授業プログラムの改善などにご活用いただいてきました。利用者は子どもから大人まで幅広く、のべ7万人以上の会話を分析してきました。

様々なグラフで話し合いを見える化している様子

【マップ機能の特長】

従来の Hylable Discussion は、個別の話し合いの見える化はできるものの、教室全体を俯瞰するために必要な複数のグループの一覧ができませんでした。この課題を解決するため、マップ機能では、教室全体の把握や介入を支援します。たとえば、発話状況の一覧表示や、発話が少ない児童・生徒を教師に知らせるアラート通知、音声による遠隔介入を行えます。

①リアルタイムで各グループの発話状況を一覧で把握
教師はすべてのグループを回らずに、PCやタブレットのブラウザ上で複数のグループの進行状況や発話内容を把握できます。

各グループの発話の様子をテキストやグラフでリアルタイムで見える化している様子
②各グループの発話内容をリアルタイムでテキスト表示
話し合い終了後に発話内容のレポートも出力できるので、全グループの話し合いの内容を漏らさず把握できます。また、詳細な内容による振り返りが可能になります。

各グループで行われている話し合いの内容がリアルタイムでテキスト化されている様子
③発話が少ない児童・生徒をアラートで通知
教師は、発話量の少ない児童・生徒やグループをタイミングを逃さずピンポイントで支援することができます。

各グループの発話状況が一覧できるページで、発話が少ない児童・生徒をアラートで通知している様子
④教師から各グループへのメッセージを⾳声にして全体または個別にアナウンス
適切なタイミングで話し合いの残り時間や各グループへのアドバイスなどの周知や通知をすることができます。

アナウンスしたいメッセージの内容をテキストで入力している様子

話し合いを録音しているたまご型レコーダーから教師の端末で入力したメッセージが音声でアナウンスされている様子
プレスリリースへのリンク
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