ハイラブルのロゴができるまで

こんにちは、ハイラブル株式会社の加藤です。
Webサイトや製品のUIなど、ハイラブルのデザインを主に担当しています。

今回は、当社のロゴマークを作成した当時を振り返りながら、その時に込めた想いや由来など紹介したいと思います。

最初は文字だけだった?

ロゴマークのビフォーとアフター

創業したばかりの頃、まだロゴマークと呼べるものはありませんでした。

「文字だけだと、一見何の会社か分からないよね」


という話から、ロゴマーク制作がスタートします。
当時は小さな会社だったので、社内で作ることに。

これが、私が初めて担当した大きなプロジェクトのひとつでした。

内側にいるからこそわかる、製品の良さや知識を生かして、ハイラブルが今後もより多くの方に親しまれるようなロゴマークを作ることを目指しました。

と、その話を進める前に「ハイラブルとカエル」について、少し触れておきたいと思います。

ハイラブルとカエルの深い関係

現在のロゴやハイラブルの公式キャラクターにも度々登場している、カエル。

実は、ハイラブルとカエルには長い歴史があります。

元々、代表の水本が大学の頃に音の研究室で、カエルのコミュケーションについて研究していました。

その研究で得た知見を元に、現在は音環境分析技術議論分析技術の2つの技術で、さまざまな分野のコミュケーションを豊かにしています。

まずは、アイデア出しから

アイデアを書いたノート

先程のストーリーは今後も伝えていきたい思いがあったので、条件としてロゴに「カエルを入れること」がありました。

それからはアイデアを膨らませるために、ノートに色んなキーワードを書いていきます。

ハイラブルのミッションである「音環境分析でコミュケーションを豊かにする」ことや、日々のサービスで使っている言葉などを、とにかく沢山並べていきます。

キーワードの中から連想する言葉や、形、色など、それぞれ関連するものを紐付けて、徐々にイメージを具体的にしていきました。

アイデアがある程度出揃った段階で、今度はどのキーワードを残すかを決めるために要素を絞っていきます。

そして、最終的に残った「音」「波」「回路」といったキーワードから、形に意味を持たせていきました。

それぞれの由来

ロゴマークの説明

シンボルマークのカエルは、うるさい中でも「聞き分けられる」私たちの目標を象徴しています。
形の違うピース達で作られたカエルの形は、性別・人種・年代・言語を問わず世界中の方に使ってもらえるように願いを込めました。

ロゴタイプ(装飾された文字)は、従来の丸いフォルムから、角のある形へと変更しました。
こちらもシンボルマークと同じ考え方で作成してます。
様々な形のピースが集まってひとつの文字になっており、会話という複雑な環境から情報を「切り抜く」イメージで表現しました。

上下の水玉は、オタマジャクシからカエルに「成長する場」である水辺や、音の波形の無限の広がりを表しています。

この辺りから、現在のロゴのイメージへと徐々に近づいていきました。

試行錯誤の末

最終調整に入った段階で、この波の形で少し議論になりました。


「波の形がサイン波(*)になっていない」
(*) サイン波というのは、サイン関数 sin(x) で表される周期的な波のことです。

言われてみると、確かに周期的な形ではなく、形のいびつさが目立っていました。再び修正していきます。

ボツになったロゴマーク集
その後も、
「玉の位置が、文字と遠くてちょっと微妙」

「コントラストが弱い」

「玉のバランスが悪い」

など、何度もブラッシュアップを重ね、現在のロゴマークが完成しました。

最後に

完成したロゴマーク
はじめはアイデアがまとまらず悩む時もありましたが、出てからはアウトプットまでが一気に駆け抜けるように進みました。

一般的なクライアントとデザイナーといった関係性よりも、近い存在で何度も議論を重ねてブラッシュアップしていけたのは、社内で作成したからこその強みだったと思います。

まさにコミュニケーションからうまれたロゴマークですね。

今後も「親しみやすく、使いやすい」、そんなデザインを提供できるように、努めていきたいと思います。

この記事を書いたメンバー

Kato.M

91年生まれ。出身は大阪、現在は日本で一番寒い村でリモートワーク中。2歳になる娘がいます。趣味は、美味しいご飯を作って食べること。