Hylable Discussion の改良の歴史 ―ハードウェア・筐体編―

こんにちは。ハイラブル株式会社の菅原です。開発責任者として日々ハイラブルのサービスの開発・改良に取り組んでいます。
ハイラブル株式会社は、2021年11月21日をもちまして創立5周年を迎えました。
対面の話し合い見える化サービス Hylable Discussionが創立当初の初期版と現在の最新版とを比較してどれくらい改良されたのかを紹介したいと思います。

はじめに

この記事では、ハードウェアや筐体など物理的な部分の改良について紹介します。

主な改良ポイントは、部品の一体化で組み立てがかなり簡単になったことと、LEDやボタンによりステータスの確認や簡単な操作ができるようになったことです。

初期版

初期版は以下のような構成でした。


  • マイク(白いタマゴ。TAMAGO03)
  • 制御用デバイス(Raspberry Pi)
  • モバイルバッテリー
  • 三脚
  • 360°方向シート

部品数が多くかなり大変でした。
以下は組み立て手順です。


初期版:組み立て手順
  1. ① マイクを三脚に付ける
  2. ② 三脚の位置および向きを360°方向シートに合わせ、粘着剤(ひっつき虫)で固定する
  3. ③ マイクと三脚の向きを合わせる
  4. ④ マイクと制御用デバイスを接続する
  5. ⑤ 制御用デバイスにモバイルバッテリーを接続し電源を入れる

ここまで組み立てた状態が上記の写真となります。

ちなみに、以下は当時の組み立てマニュアルです。
細かい部分も含めて説明の写真が12枚も必要でした。

ある企業の新人研修で800人規模でご利用いただく機会があったのですが、マイクの方向がズレないようにするため、さらに以下の手順も追加しました。


初期版:組み立て手順 (オプション)
  1. ⑥ 360°方向シートを養生テープでテーブルに固定する
  2. ⑦ 制御用デバイスを養生テープで360°方向シートに固定する
  3. ⑧ ケーブルを養生テープで360°方向シートに固定する

利用開始の前日にこれを80組セットアップする必要があったのですが、お客様にもお手伝いいただきながら夜中までかかって作業しました(泣)

最新版

現在(2022/01/11時点)の構成はこちら。


  • レコーダー(TAMAGO-Pi。マイク+制御用デバイス)
  • モバイルバッテリー

専用ケースや一体化により組み立てがかなり楽になりました。まずマイクと制御用デバイスがひとつの筐体に納まりレコーダーとして一体化されました。そしてレコーダーに360°方向シートを付けることができ、かつ専用ケースにそのまま収納できるようになりました。またレコーダー使用中はモバイルバッテリーがケースの中に格納できるようになりました。

以下は組み立て手順です。


最新版:組み立て手順
  1. ① レコーダーにモバイルバッテリーを接続する

以上!!

ケースから出して電源につなげばすぐ使えます。
5組のセットアップが2分20秒でできるようになりました(当社調べ)。

組み立てが簡単になっただけでなく以下ができるようになりました。


  • レコーダーにLEDが付き、起動したかどうかや録音中やデータ送信中などのステータスが外見でわかるようになりました。
  • レコーダーにボタンが付き、ボタンで録音開始・停止、シャットダウンができるようになりました。

最後に

今回はハードウェアや筐体など物理的な部分の改良について、初期版での苦労話も交えて紹介させていただきました。
次回はソフトウェア・システム面での改良についてご紹介できればと思っています。

今後もより多くの方々に簡単に安定してご利用いただき、より多くの価値を届けられるように開発を進めていきます。
「こんな機能が欲しい」「ここが使いづらい」などご意見・ご要望があればお気軽にご相談ください。

この記事を書いたメンバー

菅原 (開発責任者)

最近我が家にビールのホームサーバーを導入しました。週末の晩酌が最近の楽しみ🍺