こんにちは、ハイラブル法人営業の佐藤です。
前回私が執筆した記事(リンク)では、私会議中の発言量が多くなってしまうので、それを減らすために試行錯誤した工夫について紹介しました。
しかし逆に、会議では発言量が少ない人もいますよね。 あなたも心の中で「なぜこの人は発言しないんだろう?」と疑問を持ったことがあると思います。 今回はそんな疑問に答えるために、実際に発言が少ない人に、会議中にどんなことを考えているのかをインタビューしました。 インタビューしたのは、ハイラブルが毎週行う会議の直近3ヵ月で、最も発話量が少なかった社内メンバーです。
「えっ!そんな状態だったんですか?」と思わず声が出てしまうほどの答えが聞けましたので、是非最後まで読んで発言量が少ない人の頭の中を覗いていただき、 明日からの会議に役立てみてください。
インタビューで分かる発言が少ない人の会議中の心理
ーまずは自己紹介をお願いします。
―ありがとうございます、では最初の質問です。
Q 会議に苦手な印象はありますか?

中村
―ベースはそこまで話すタイプではないという感じですね。
Q. 発言が少なくなる原因は何だと思いますか?

中村
―事前にネタがたくさんあればそれだけ話せることも多いということでしょうか。

中村
―時間ですか?

中村
―なるほど、時間が迫っているのであえて割り込んで聞くこともないということですね。これは私も共感できます。 私の営業経験だと、質問した後に話を膨らませられない人をよく見るのですが、そういったことはありますか?

中村
―そう思う頻度は多いですか?

中村
―ありがとうございます。時間というワードがでてきましたね。時間を意識すること自体は良いことですよね。
Q. 発言量が少ないことに危機感などありますか?

中村
―わかります!私はその逆で、話が長くなり過ぎたと途中で感じると調節することがあります。
Q. 発言を増やす為にはどのような環境が必要だと思いますか?

中村
―自分から質問はしづらかったりしますか?

中村
―時間が増えれば話せますか?

中村
―確かにそうですね

中村
―人が多い圧迫感なのか、無意識遠慮しているのか。様々な原因が混ざっている気がします。
Q. 現時点で解決策はありますか?

中村
―宣言というのは「発話量を増やす」ということでしょうか?

中村
―一つの手段としてはいいかもしれないですね!あとは、質問をしたくなるような一週間にするとかですかね?

中村
Q. ハイラブルで会議を見える化すると何が可能になると思いますか?

中村
―ありがとうございます。
今回のインタビューの発話のバランスは?

今回のインタビューの2人の発話量はおおよそ同じでした。インタビュアーとしてはもう少し発話量を押さえて中村さんに話して頂く工夫が必要だと感じました。
こういったインタビューのやり方の振り返りも、話し合いが見える化されているからこそ気づけることです。
まとめ
今回は会議中に発言が少ない人の心理について、インタビューをしました。 その結果、次の3つ特徴が見えてきました。
- 時間制限に対する意識が強く、発言を遠慮することが多い
- 事前に準備した話題の量に発言量が左右される
- 合計3~4人の少人数の会議だと発言量が増える傾向がある
中村さんの場合は特に時間制限に対する意識が強いようです。さらに、専門性が高い分野の話し合い中に、ただ発話量を上げるだけのコメントはせず、聞くことに徹しようと考えていることがわかりました。
また逆に、少人数だと普段より話せるというのも、そういった場に同席しない私からは驚きでした。
このように、会議で発言が少ない人を見かけても、安易に「参加したくないのかな」などと思い込まず、その背景を知ることが大切です。その背景が分かることで、本人に会った会議の運営もできるでしょう。この記事を読んだあなたも、会議の発言が少ない人にその理由をインタビューするところから始めてみてはいかがでしょうか。
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